Beat of My Own Drum:14. Ivor Cutler/Jim O’Rourke

グラスゴー生まれの詩人/シンガー•ソングライター/ユーモリストにして、そのエキセントリックな存在感で愛されるアイヴォー•カトラー。既に故人ではあるけれど、彼の独特な世界をショウケースするべく生み出されたオリジナル劇「The Beautiful Cosmos of Ivor Cutler」がいよいよスコットランドで来月開演……とのニュースに触れ、久々に彼の作品を聴き返していた先週末。

上記にリンクした記事にはファンであるノーマン•ブレイク(TFC)やロバート•ワイアット、ジム•オルークのコメントも含まれているので、興味のある方はぜひ。

詩人だけに言葉が重要なアーティストではあるとはいえ、ハルモニウムをバックに淡々とこぼされる仏頂面で「非音楽的な」歌いぶり/語り口調とユーモアの生むギャップには、ニコ•ミーツ•ウッディ•アレン(笑)とでも言いたい雰囲気がある。彼のプロフィールについては(繰り返しになりますが)上記リンクに詳しいのでそちらを参照いただきつつ――ちなみに彼のブレイクのきっかけは、ポールに見初められての「Magical Mystery Tour」へのカメオ出演(バスター•ブラッドヴェッセル役)でした――ジム•オルークが名作「Eureka」で取り上げたアイヴォー•カトラーの秀逸なカヴァーを。

<スコットランド人はおろかイギリス人にとってもそれほど馴染みのない「カルト」である意味アウトサイダー•ミュージシャン的存在であるアイヴォー•カトラーを掘り下げてみせた、ジムの嗅覚や恐るべし!!!=リスペクト>

この曲はアイヴォーのオリジナル•リリース(1983年)からは4半世紀、ジムのカヴァーから約10年後にYachtもカヴァーしてますが、ブチ壊しただけで全然良くないので却下。その代わりに、アイヴォー•カトラーとリンダ•ハースト(20世紀クラシック音楽を取り上げたシンガーというだけあって、清明さな歌声が印象的です)のラジオ•セッション•ヴァージョンをこちらに。

<短いながらも、沁みます>

おまけとして、この曲の歌詞対訳を。

Women of the world take over 女たちよ 世界を乗っ取るがいい  
Beause if you don’t 君たちにそうしてもらわないと
The world will come to an end この世界そのものが終わってしまうんだから
And we haven’t got long しかも残された時間はわずかしかない
(JR version: And it won’t take long しかも終わりまで長くはかからない)  

Men have had their shot 男たちだってこれまで色々とやってはみたさ
And look at where we’ve got でもその結果ときたら惨憺たるものじゃないか

Women of the world take over
Beause if you don’t
The world will come to an end
And it we haven’t got long……

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Mariko Sakamoto について

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