Beat of My Own Drum: 57.The Man From U.N.C.L.E.

用足しでちょいと出かけたところ、二階建てバスの車体広告で映画「The Man From U.N.C.L.E.」公開が近いのに気づいた。

<ジェリー•ゴールドスミスのオリジナル•テーマ曲を、名匠ラロ•シフリンがアレンジしたヴァージョン>

子供の頃に好きだった洋物ドラマのひとつなんですよねー、「ナポレオン•ソロ」。ううむ懐かしい。昨今のフランチャイズ/リメイクの嵐に乗って、これまたリブートされた過去の人気シリーズ……ってわけですが、ぶっちゃけ、監督がガイ•リッチーと知った瞬間はゲンナリした。娯楽作品なのは間違いないし、娯楽監督の彼に白羽の矢が当たったのは納得っちゃ納得。なんだけど、作品を追うごとにアメリカ的でもイギリス的でもない中途半端さとミエミエの「かっこよさ狙い」ばかりが鼻につくようになってる彼ののっぺりしたセンスって、無難すぎて自分にはまったくアピールしない。

なんで「忌避」というか、「国際線フライトの機内上映リストに載ってたら、時間つぶしに観る」レベルの作品として片付けておいたんだけど、このリブートで唯一気になった点:イリヤ•クリヤキンのキャスティングがアーミー•ハーマーだと知って、急に好奇心が再点灯。デイヴィッド•マッカラムの当たり役になったイリヤこそ、たぶん自分が「ナポレオン•ソロ」を観ていた強大なミーハー原動力。wikipediaをチェックしたところ、当時は日本でもイリヤが大人気だったそうです。「ナポさん」ことロバート•ヴォーンはまじにどうでも良かった。野沢那智の吹き替えもナイスでしたねー。

アーミー•ハーマーは映画「Social Network」を観るまで全然知らなかった俳優なんだけど、不快なキャラだらけの、それこそ「どこまで卑劣でイヤな奴になれるか」の競い合いが逆にパワフルだったあの映画の中で、一番嫌われそうな設定(=金持ちのぼんぼん双子)にも関わらず、最終的には哀れさをちゃんと醸していてナイスだな〜と感心させられたのがきっかけで気になり始めた。続いて観た「Lone Ranger」でも、実はコミカルな演技がちゃんと出来るのを証明(ジョニー•デップの、相変わらず幅のない演技には辟易させられたけど)。その才覚ゆえにボンドもの以上に軽妙さが売りだった「ナポレオン•ソロ」に抜擢されたんだろうし、デイヴィッド•マッカラムのあの髪型をフォローできるとは思わないけど、どうモダナイズしてくれるかはちょっと楽しみーーとは言っても、「動く大根」としか自分の目には映らないヘンリー•カヴィルが邪魔なので、やっぱり劇場にわざわざ足を運ぶことはないだろうけども。

というわけで、実は音楽家を目指していたデイヴィッド•マッカラムのレコードより。

<60年代は俳優/女優のレコードって結構あって、このアルバムも見かけた時は「リチャード•ハリスとかデイヴィッド•へミングスのアルバムみたいなもんか?」と思ったものだけど、聴いたら真剣なインスト。しかもプロデュースがデイヴィッド•アクセルロッドっていうのもすごい>

「The Man From U.N.C.L.E.」のテーマ•ソングでラロ•シフリンも頭に浮上したので、こちらもいくつか。エンニオ•モリコーネの方が好みなんだけど、この人のセンスはまた、唯一無二だと思います。

<たぶん彼の仕事でもっとも有名だと思います。このイントロだけで胸が躍りますな>

<でも、やっぱこれですかねー。かっこよ過ぎ>

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Mariko Sakamoto について

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