Beat of My Own Drum: 70.Jacques Rivette

またも悲しいニュース。フランスの映画監督、ジャック•リヴェットが亡くなったそうです。合掌。

彼の映画をすべて観ているほどのリヴェット•フリークではない(そもそも「Out 1」も観てないし)けれど、マイ•フェイバリット映画のひとつ「Céline et Julie vont en bateau」を始め、彼の作った映画には、観るたび背中に電流の走るサムシングがあった。こういうユニークな視点が、またひとつ失われてしまいました。

ここしばらく追悼ネタが続いてしまっているのは不思議ですが、いずれ通常モードに戻ろうと思ってます、ともあれ、いくつかリヴェット作品のクリップを。

英語タイトルは「Celine and Julie go boating/セリーヌとジュリーは舟でゆく」。この作品の自由さは、マカヴェイエフのマジカルな映画「Sweet Movie」にも通じるタッチ。「好き/嫌い」は別として、あまり他にないユニークな映画体験をできるのは保証します。

ビュル&パスカル•オジェの母娘共演が素敵(どちらも美しい〜)な「Le pont du nord/北の橋」。70年代感覚と80年代のモダニズムとパリの街を舞台にしたパズルが混じった、これまたシックな迷宮です。

「La bande des quatre/彼女たちの舞台」。アマチュア演劇グループに所属するルーム•メイト4人を巡る物語ながら、「女の子ドラマ」にありがちな恋愛劇以上のプロットが錯綜していてとても面白い作品。

偶然かもしれないけど、こうして振り返ってみて気づくのは、リヴェットは実に珍しい「女性を主役に映画を作れる」男性監督のひとりだったのかもしれない、ということ。切ない。

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Mariko Sakamoto について

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Beat of My Own Drum: 70.Jacques Rivette への2件のフィードバック

  1. Ryo Edamatsu より:

    坂本様

    2016年、ボウイの訃報から始まってもう1カ月以上経ちました。
    でも、2015年のベストについてまだ楽しみにしてますので是非宜しくお願いします!!
    (催促してしまってすみません・・・)

    • Mariko Sakamoto より:

      Ryo Edamatsuさま:コメントどうもありがとうございます。2015年のフェイヴァリットについては、まさにアップしようとしているところなのでジャスト•タイミングな催促ですね(笑)。もうちょっとお待ちくださーい。

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