Beat of My Own Drum: 84.Little Feat

今日はここのところの愛聴盤:リトル•フィートの「Feats Don’t Fail Me Now」から、こちらの1曲。

リトル•フィートと言えば、ニューオーリンズのソウルにR&B、カントリーなどが混じった南部色の濃いグループとして有名。若い頃にチェックした「ロック定番作品選」みたいなリストでも、「Sailin’ Shoes」あるいは「Dixie Chicken」が含まれていた記憶がある。だったら聴かなくてはいけないだろうな…と、まあ、若者らしい律儀さでトライしたものの、当時ははっきり言ってその良さがよく分からなかった。ので、かなり長いこと「未処理箱/今後の宿題」に放置していたわけです。

それに近い個人的なケースとしては、ザ•バンドやキャプテン•ビーフハート体験もある。これまたオーソドックスな「聴いておくべきアルバム」みたいなリストだと、ザ•バンドは「Music From Big Pink」、キャプテン•ヒーフハートなら「Trout Mask Replica」が選ばれているケースが多いと思うんだけど、どちらも敷居が高過ぎて、最初にこれらの作品から挑戦したのはある意味自分には失敗(笑)。今はまあ、ある程度ロック•ヒストリーも理解している(つもりな)ので、これら2枚のもたらした当時における意義やユニークさ、コンテクストは飲み込めている。どうしてこの2枚が彼らの代表作として選ばれるのかも、承知の助。ところがそういった前知識なしに聴いたために、思いっきりクラッシュ&バーン→→「いやー、自分には無理だわ」とばかり火傷した手を引っ込めることになった。

その後、ザ•バンドは「The Band」、キャプテン•ビーフハートは「Clear Spot」を聴いて、途端に目からウロコが落ちた/すっかりハマった。最初にどの作品を聴くかは、やっぱ大切ですね。もちろん、いわゆる「名作」を聴いて即座に感動するケースもあるとはいえ、アクトによっては一般的な評価をいったん脇において、違うルートから再トライするのもアリなのだろう。

リトル•フィートに関して言えば、自分にとって「ああ、そういうことか!」と合点がいったのはこのアルバムを聴いた時だった。たまたま知人が流していて、何も知らないまま「いいアルバムだな〜」と感じ、ジャケットを見せてもらっても一瞬どのバンドか分からなかったくらい(ネオン•パークの手がけたリトル•フィートのカヴァーでも、おそらくこちらは先述の「Sailin’〜」や「Dixie〜」ほど有名ではないだろう。「紫の峡谷?」と、ライ•クーダー作品と勘違いしてしまった)=構えずに聴いてピン!と来た、というシチュエーションも良かったのかもしれない。ともあれ、これからもうちょっとリトル•フィートを探っていきたいな〜、と思っている次第。

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Mariko Sakamoto について

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